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長編ビデオも取り上げるに当たり、小額(一口250円程度)の募金を始めてみました。

Thursday 2 August 2012

Libor は氷山の一角 金価格操作 米国連銀 米財務省 JPモルガン #keizai








マックスカイザーです。kirby analyticsのRob Kirby さんをお迎えしています。Kirby氏はダントツの分析をLibor分析をしています。価格のずれ、市場操作、異常な価格の発見ができなかった点、制度化した詐欺行為が世界中で行われている点を指摘しています。Kirby さんカイザーレポートにようこそ!

最新のニュースレターは「Libor操作は氷山の一角」というタイトルです。Libor犯罪について語ってください。氷山の下には何があるのですか?

ほとんどのことです。Libor スキャンダルには、最初に、ESF 為替安定資金、ルービン サマーズ ハンクポールソン 原油、ベン・バーナンキ、ティモシー・ガイトナー 、金価格、銀価格、ゴールドマンサックス、アラングリーンスパンです。



ロバート・ルービン 世界銀行  財務長官1995年-99年 
ローレンス・サマーズ 世界銀行 財務長官 1999年 - 2001年 
ハンク ポールソン ゴールドマンサックス CEO → 財務長官 2006-2009年


ベン・バーナンキ連邦準備制度理事会(FRB) 議長 2006-
ティモシー・ガイトナー CFR IMF ニューヨーク連銀(FRB中核)財務長官 2009 -
アラン・グリーンスパン 連邦準備制度理事会(FRB)議長 1987 -2006年 
★★★要するに米国中央銀行と財務省関係者


バークレーズは氷山の一角ってことですか?

バークレイズ銀行はロンドンを基盤にしてUSドルLIBORはアメリカ中心の基準金利です。公式にはロンドンで発表されていますが、よりアメリカ中心のものなのです。アメリカ中心というのは、明確に言うならば、米国債、米国連銀、JPモルガンを指します。アメリカ中心で、バークレイズ中心では全くありません。


バークレイズがLiborスキャンダルの中心というのは、これは明らかな間違いで誤りです。


他の問題を取り上げたいのです。というのは、明らかに、銀行がビジネスを運営できるように金利操作に対する動機が存在しました。部分準備銀行制度、投資詐欺を行い、担保も存在していません。どの銀行も実際には担保資産など持っていません。JPモルガン、ドイツ銀行は担保になるティア・ワン資産を持っていません。

(ここでは簡単に)Tier One Capital 優良とされる自己資本のこと

同時にこの世界規模の巨大な詐欺とともに、彼らは詐欺を受け入れる一つの市場を利用して、攻撃をしているわけです。当然、ゴールド市場もそうです。


すでに破産状態なのにそれを隠して、詐欺を続ける銀行が、詐欺行為が行える市場(LIBOR)を利用して、金融テロを起こしていると言っています。


金と銀の(現物ではない)商品市場は、LIBOR市場同様に、大変操作されていると断定できますか?

もう少し話を進めたいのです。Libor基準金利というのは、一年未満のコストを扱うものです。


私は金利スワップが金利カーブの上昇を支配するということを時間をかけて書きました。一方Liborは金利カーブの低下を支配します。


金利カーブは将来の金利を予測する目安になります。金利カーブが上がっていれば、先行き金利高、下がっていれば、金利安と市場は考えているとみなすことができるからです。で、これをいじっているわけです。。 (為替相場にも影響してきます。理論的には、いくら日銀がインフレ政策をとっても、金利の先高がなければ、市場はついてこないということになります。)


この二つを使いこなすのです。Liborは低下させる機能を果たし、金利スワップは上昇させる機能を果たします。この二つで、完全に操ることができ、完璧に金利のカーブを操作できます。


これらの要素をショート(売り)やロング(買い)のポジションに組み込んでいくのです。貴金属の価格は 諺のように、炭鉱のカナリア(危険探知機)として、機能してしました。


以前、炭鉱ではカナリアを飼って、危険を探知していました。「危険探知機」


以前、自由なマーケットが存在していた時は、貴金属価格の突然の動き、大きな動きは歴史的に「警告」を意味していました。金利市場に不正な動きが存在するとか、金利市場で不正行為が進行しているという具合にです。


デリバティブ複合商品を多くの人たちは「負債」として特徴づけて、利用しようとしていますが、デリバティブ複合商品は「負債」ではありません。デリバティブ複合商品は価格管理のメカニズムです。価格管理のシステム(grid)です。


Grid って、電送線、ネットワークのイメージです。複雑なシステム体系って、感じでしょうか。


デリバティブ複合商品は、規制を作り、デリバティブ複合商品を監督する人々に、戦略的な価格形成を支配を提供するのです。


(為替など?の)資金にたいする価格、エネルギー価格、(金利などの)資金のそのもののコストも形成されています。明らかに他の価格も簡単に管理できます。すべて、戦略的なものなのです。


私たちは脱資本主義社会にいるってことですね。銀行家が価格を支配していて、市場による価格形成というメカニズムはないということですね。グリッド (電送線)って呼んでいましたが地球規模のグリッドが存在し、Liborも一つにグリッドということですね。

これらの人間が、値段や金利がどうあるべきかを決定しているというわけです。金価格もです。彼らは自分も目的通りにでき、満足していると。

現在、同時に世界中で大量の失業者、社会的不安、革命が進行し、貧富の差が拡大しています。この結末はどうなるのでしょうか?革命を早めるのですか?現在、そう進行しているように見えるのですが?

マックス、ちょっと、高慢な言い方で悪いけど、他の人にはそうかも見えるかもしれないけど、私にはもうそう感じられません。


主要マスコミも取り上げ始め、銀行家を牢屋にぶち込めという主張も取り上げられ始めました。私自身は楽観的です。


彼らの目的は、世界統一政府、統一銀行、統一通貨です。私は世界に悪だくみを考えている連中がいると、強く信じています。


Kirbyさんは、経済分析系のジャーナリスト、アナリストで、陰謀系ではまったくありません。彼がこのような言い方をしているのにびっくり。最後まで聞いてください。


本当に思い上がった連中で、本当にやり遂げられるって信じているのです。

エネルギー価格操作、金価格操作、地方債操作、Libor操作。。そこの一つそびえたつ銀行といえば、JP モルガンです。この俗にいう「銀行」について話してください。

JPモルガンは米国連銀とアメリカ財務省の最大の足手まといだと考えます。彼らのデリバティブの大きさは70兆ドル(元本)とされています。


数年前は90兆ドルでした。これは策略です。戦略的な市場にポジションを移動しています。


JPモルガンが天然ガス市場に入りました。戦略的市場だったのです。8か月以内に最大のプレーヤーになりました。そして、エンロンは死にました。


彼らは原油市場に移りました。ここでは戦略的な石油備蓄量と彼らが行うスワップ取引には相互関係があります。


これは見世物のゲームなのです。彼らは意図的にゲームのボールをこっそりと移動せさます。お話ししたように、戦略的な石油備蓄と一体になって、現物、先物を取引します。天然ガスでも原油市場でもです。


こういう話は永遠に続いていきます。これは繰り返しなんです。マックス。エネルギー市場だけではなく、貴金属市場でも見てきたし、金利市場でもです。いつも同じプレーヤーたちなのです。


大変大きなポジションを持っています。すべて、正しい側のトレードにいるように見えたのです。ごく最近まではね。JPモルガンは最初に20億ドルの損失を発表して、今では90億ドルまで増えるかもしれないと言っています。


私が既存の詐欺金融システムが崩壊していると考えていて、誰にでもわかる明らかな兆候はJPモルガンの損失発表です。自分でルールを作れる彼らがこんな発表をするのは、本当にキャッシュ(フロー)がなくなってきている?(会計操作上の話ではなくてです) 


JPモルガンの現在の損失について、今起きていることは私を困惑させることになるでしょう。なぜなら、私はJPモルガンは会計といったものを条件しているとは考えていないのです。


過去10年くらいについてです。なぜそのように私が主張するかといえば、デリバティブ投資を元本70兆ドルで行っていれば、損益計算表など一致するわけないからです。それほど大きなポジションです。


伝統的な会計基準では巨大なデリバティブポジションによる変動など、測定不可能だといっています。(ようするに会計上はどうでも操作ができるということです)


70兆ドルというポジションの大きさを考えると、市場にボラティリティが誘発される時、たとえば、元本の1-2%の変動を考慮していなければなりません。今のような難しい市場環境においてはなおさらです。


70兆ドルの1%のポジションあるいは帳簿上のポジションの変動による、損益収支は、JPモルガンの市場総額の4-5倍、あるいは10倍になります。


ということはJPモルガンの実際の市場価値換算の損失は(Mark To Market)1400億ドルというと...


彼らは実際の市場価値換算(Mark To Market)なんてできやしません。マックス。不可能です。


ということは、彼らは1400億ドルの帳簿上の価値を保有していますが、1.4兆から3兆ドルの損失が放置されているってことですね。

たぶん、マックスの計算違い?70兆ドルの2-3%を含み損として計算しているようです。(まあ、いずれにしても莫大ですが。。。)


私はウォール街で働いていました。四半期ごとに利益と損失を計上しました。損失は節税に利用されました。50億、90億ドル損失にしてとかね。これは完全に貸借対照表の操作だし、規制当局への操作です。

その一方で、規制当局には数十兆ドルも獰猛に動き回るデリバティブの蛇が裏の金融制度に潜んでいます。一方で、この怪物は人々を食い物にして、緊縮財政を行わせて、人々は飢え苦しむというわけです。

そうですね。でも、違った角度から見るとね、マックス、この「怪物」というアイデアですが、餌を与えるってことは、誰かが死なないとならないのです。


概して、2007年のベアー・スターンズまでさかのぼりますが、ベアー・スターンズが倒産したときに、JPモルガンが多かれ少なかれ、その死体をごちそうとして食べたのです。


ベアー・スターンズ 大手投資銀行 アメリカ第5位の投資銀行・証券会社大手の1つであり、2007年にアメリカにおけるサブプライムローン問題が原因で経営が急速に悪化、ニューヨーク連邦準備銀行が緊急融資を行い、2008年5月30日付けで、同業のJPモルガン・チェースに救済買収された。(wiki)

リーマンブラザースの時は1380億ドルというちょっとした手早いの巧みな取引がありました。JPモルガンはリーマンの金庫に1380億ドルに移されました。その結果、リーマンは取引の支払期限に合わせることができました。リーマンが崩壊後にJPモルガンからリーマンに渡った1380億ドルのです。


私の見解では、これはそこからJP モルガンへの直接的なサポート手段だったということです。2009年の第一四半期の決算報告の帳簿に、突然、(JPモルガンは)80億ドルの一年以内のスワップデリバティブを加えているのです。


これは私には何が起きていたかということが露骨なほど明らかなことです。JPモルガンはマーケットに参加したかったのですが、同時に、この悪名高いマーケットに名前を出したくなかったのです。


(内容が深すぎるし、詳細は私にはというか、ほとんどの人にはわからない?)簡単にいうと、リーマンショック時の混乱時期に、JPモルガン自分たちが表に出ないように、「汚いトレード」をリーマン経由で行っていたと指摘しています。その際にデリバティブを使っていたというのが彼の分析です。


もうちょっと戻らなくてはなりません。私はJPモルガンについて話をしてるからです。JPモルガンは莫大な8兆ドルを一年未満のスワップとして保有していますが、そもそもJPモルガンが始めたことではありません。


この注文はアメリカ財務省の通貨安定基金から来たのです。これは財務省に秘密部門で、だれにも答える必要がないし、誰も監督していません。


Exchange Stabilization Fund 連銀ではなく、財務省下の管理。為替市場への介入に使われるとされる。(英語のwikiからの略訳)

これらの注文はニューヨーク連銀のトレードデスクからブローカーを通して行われます。私が話していることは、アメリカの金融政策はJPモルガン、ゴールドマンサックス、シティバンク、バンクオブアメリカ、モルガンスタンレーのトレーディングデスク経由で運営され続けているということです。


この5つの金融機関で全アメリカ企業は保有するデリバティブ元本302兆ドルのうちの98%を占めているのす。


Rob Kirbyさんありがとうございました。



内容がものすごく深いです。溺れそうです。訂正、内容補足などのコメント大歓迎です。


Kirby Analytics - 英語 (有償記事ですがさわりの部分は読めます)
www.kirbyanalytics.com

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